2022/10/20

四声のミサ曲(ミサ曲第2番)/名島啓太作曲 その3

 はいどうもー(・∀・)

仮の管理人mateanでございます。


…ということで、思いの外音取りが進んでしまったので、

次の曲の解説を始めていきますよ(゚∀゚)


4曲目の「Benedictus」ですが、今度は

8分の6拍子で始まり、途中で8分の9拍子になって、また8分の6拍子に戻る

という動きをする上に、例によって

ドリア旋法⇒リディア旋法(これ以外にも調の変化があり)

という動きのある曲となっております。


…ちなみに作曲された名島啓太先生のお言葉としては、

この旋法や調の変化は

ミサのクライマックスとも言える聖変化を意識したもの

とのことでございます。

歌う我々としても、

「あぁここで聖変化してるんだな」

と意識しながら歌い上げることで、祈りの境地に達することができるのかも知れません。


…さて、通常?であれば、3曲目の「Sanctus」と4曲目の「Benedictus」は、

1曲(繋がりの曲)として見られることが多いようですが、

この曲集では明確に書き分けがなされております。

名島啓太先生が書き分けされた意図を汲み取り、演奏に活かせればと思っておりますがいかがお過ごしでしょうか(・∀・)

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